北部清掃センターの震災ガレキ焼却反対署名を提出

少し遅れた報告になりましたが、4月26日北部清掃センターのガレキ焼却反対の署名6666名分をいわき市に提出しました。当初、市長に直接提出しようと考えていましたが、市側は「署名などの処理は担当部署で行う方針」と言うことなので、不本意ながら鈴木秀幸環境部長に手渡しました。

(対応する環境部のスタッフ)
環境整備

そもそも北部清掃センターについては、地域は不本意ながら設置を受け入れたと言う経緯があります。それは昭和53年まで遡ります。当時、廃棄物焼却施設でのダイオキシン類や重金属などの有害物質による周辺環境の汚染が問題となっていました。

そこで、北部清掃センターの建設に当たっては、いわき市長と下片寄区長との間で危惧される環境汚染を防止するため覚書が交わされていたのです。その中に「不燃物及び産業廃棄物又は化学上有害なものは一切焼却しない」「焼却灰については埋め立てなどはせず、敷地外に速やかに搬出する」旨が記されているのです。

当時の下片寄区長は先見の明があったと思います。将来の地域環境の保全を見通し地域住民の安心と安全を担保する必要があると考えたから、このような文書を取り交わしたとのです。
それから34年を経てこの「覚書」が、このような形で重要な意味を持つことになるとは予想しなかったことでしょう。セシウムを含んだ震災ガレキはまさに化学上有害なものに当たりますし、高濃度のセシウムを含んだ焼却灰を4段重ねにして保管していることも、昭和53年に取り交わした約束に違反することは誰が見ても明らかです。

市民の中には、現在放置されているガレキはどう処分するのか、データー的に安全であれば市に2箇所ある清掃センターで焼却すべきではないのか、と考える方もいるでしょう。しかし、そのような処分方法でよいのでしょうか。バグフィルターを二重にすればCs137は99.9%除去できると言うことに対しても疑問が残ります。最近、静岡県島田市のガレキ焼却の検証結果に関して、バグフィルターの除去率は60%程度だと指摘する研究者もいます。とにかく、毒を薄めてみんなで飲もう的な処理には賛成できません。

北部清掃センターから半径2Km内には、幼稚園・小中学校・高校・大学などの教育施設が点在しています。園児・児童・生徒・学生たちが安心して野外での教育活動を行えるような環境を整備することが肝要です。
今回の原発事故は人災なのですから、なぜ東京電力に当事者責任を果たせと強く言えないのでしょうか。国策として進めてきた原子力政策なのですから、事故が起きたら処理は地方自治体に委ねるのでは筋が通らないでしょう。

いわき市は東京電力に対して、ガレキは東京電力の敷地内により安全な施設を新設して焼却し、焼却灰も東京電力の責任のもとに保管するよう要請すべきだと思うのです。

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コメント

Re: 排ガスの測定方法

> 環境省指定の測定方法では排ガス中の放射性物質濃度を正しく測定できないと思われます。どうしたら正しく測定できるか簡単に検討してみました。メールをいただければメモをお送りします。

現在のところ、いわき市は清掃センターの周辺に測定地点を設け定期的測定を第三者機関が行っています。
その結果を地区住民に回覧で知らせています。また、市のホームページにも掲載しています。
しかし、現在のデーターは昨年3月のものの残留なのか、バグフィルターを通り抜けたものがどの程度影響しているのか理解できないでいます。
それにもまして、焼却灰が毎日4~5トン出ていますので大変な量の灰が山積されています。それが地域の大きな問題になっています。

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