セザンヌ展(国立新美術館)

例年より遅く桜が咲き始めた4月1日、東京六本木にある国立新美術館を訪れました。「セザンヌ展」を見るためです。

一昨年の5月フランスを旅行した折、セザンヌの生家のあるエクス=アン=プロヴァンスを訪れていたので再会の気分です。セザンヌのアトリエはサント=ヴィクトワール山を一望できるレ・ローヴの丘の麓にあります。アトリエの中に立った時、ここで数々の名画が描かれたのだと思い感動したものです。また、彼が数多く描いたサント=ヴィクトワール山はどこか会津の磐梯山に似ていて親しみを感じたことを思い出します。

今回のセザンヌ展は彼の活躍舞台であるパリとプロヴァンスという2つの場所に注目し振り返るという大変規模の大きな個展で、作品は世界各地から借り受けられており作品名の下に書かれている所蔵美術館名にも興味をもちました。出品作品の一つで秋の風景を描いた「林間の空地」は会津にある諸橋近代美術館所蔵で、同県人としてちょっとした喜びでした。

個展は6つ章から編成されています。第1章「初期」では、なんといっても大作である「四季」、それぞれに女性を配した春・夏・秋・冬4枚の絵が圧巻です。2章「風景」では、松の枝越しに臨む「サント=ヴィクトワール山」は磐梯山を思わせ親しみのある風景画です。3章「身体」では「3人の水浴の女たち」、4章「肖像」では「セザンヌ夫人」、5章「静物」では「りんごとオレンジ」などが印象に残りました。そして、6章「晩年」のコーナーには画家ゆかりのオブジェが展示されているとともに、晩年の傑作が生まれる拠点となったアトリエの一部が再現されています。

それにしても、セザンヌの自画像は「オルセー美術館」に、赤い肘掛け椅子のセザンヌ夫人は「ボストン博物館」にと遠く離れて所蔵されており、二人が日本の「国立新美術館」で再会したのは何年ぶりのことだったのでしょうか。今回のセザンヌ展はお二人にも粋な計らいであったような気がします。

展示作品は88点ということで、世界各地の美術館や個人が所蔵する作品を一堂に集め、しかも系統的に鑑賞できるのですからセザンヌファンには又とない企画だと思います。お薦めです。

(桜が咲き始めた国立新美術館)
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(セザンヌの代表作「りんごとオレンジ」 美術館前の看板を撮影)
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