新春の塩屋岬


新年おめでとうございます。
平成23年の福島・宮城・岩手の3県は有史以来最悪の年でしたが、平成24年も復興に向けて多難の年となることは目に見えています。

さて、東北の最南端に位置するいわき市の海岸線は「いわき七浜」といって風光明媚なところです。元旦には初日の出を拝みに来る人達で大変にぎわいます。特にいわき市は「東北の湘南」と言われるくらいで雪が降ることは滅多にありませんので日の出スポットになっています。

しかし、今年はそうは行きません。津波の爪あとが生々しく残っている海岸線では日の出を拝むという雰囲気ではありません。私も被害の多かった豊間海岸を訪れてみました。ここには美空ひばりの終期を代表する曲で人気が高い「みだれ髪」の舞台となった塩屋岬があります。曲の内容は塩屋崎灯台を舞台にした悲恋歌で昭和62年に大ヒットしました。「憎や 恋しや 塩屋の岬・・」と歌う美空ひばりの姿が心に残ります。

この地に建つ大型灯台は塩屋岬の自然と一体化した、白亜の美しい外観から「日本の灯台50選」にも選ばれています。この灯台を見上げる地に「美空ひばり記念碑」があり、その前に立つと「悲しき口笛」と「塩屋岬」の歌声が流れる仕掛けになっています。

幸い、この記念碑は被害を免れましたが、周辺の海岸線に沿った集落は壊滅的な打撃を受けました。海岸線を車で走ってみると、倒壊を免れた民家が点在していますが大半は住むことができない状態になっています。また、いわきの近海は豊富な海産資源を有しておりますので、江名、中ノ作、豊間、四倉、久ノ浜などの漁港は近海鮮魚の水揚げで活気のあるところです。しかし現在、放射能で汚染された海からは恵みを得ることはできないのです。

この地域の住民の多くはいわきニュータウン地域に建設された仮設住宅に住んでいますが、元の居住地域に戻るためには津波に対する備えを踏まえた都市再生と漁業の復興が不可欠となっているのです。いわき市は「いわき市復興ビジョン」を示してはいますが、住民の立場に立って早急な具体策を実践することが今年の課題であることは言うまでもありません。

(豊間漁港)
塩屋崎 1

(美空ひばり記念碑)
塩屋崎 2

(悲しき口笛・塩屋岬の歌声が流れる)

塩屋崎 3

(使用が出来なくなった豊間小学校)
塩屋崎 4

(津波で壊滅的打撃を受けた集落跡)
塩屋岬 5






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