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専称寺の荒廃

いわき市平山崎にある専称寺の梅林が見ごろを迎えている。山号を梅福山と言うだけあって境内の梅林は見事である。また、神谷地区を見下ろす里山を活用した伽藍の配置は繁栄したころの様子が偲ばれる。

(奥州総本山専称寺)
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(改修なった総門)
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専称寺は東日本大震災で本堂・総門は全壊してしまった。幸い、国指定の重要文化財であったため総工費約10億円をかけ修復工事が行われ見事に創建当時の姿に戻った。このことは2016年の当ブログにも掲載した。

(見事に復元した本堂)
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しかし、専称寺境内を見てみると、修復なった本堂・総門以外の庫裏や宝物殿などの付随建築物は荒廃している。寺院経営は檀家からの寄付等で賄われるのが通例であると思う。しかし、檀家のみでこの歴史的建造物を維持管理するのは無理があるようだ。

(倒壊の惧れがある宝物殿)
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(壁の落ちた土塀)
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(雨漏りしている庫裏)
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(破損した庫裏の裏側の屋根)
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そもそも専称寺は、江戸時代には浄土宗名越派の奥州総本山として多くの僧を養成する檀林寺として栄えていた。寺院の経営は寺領からの収入、末寺からの上納で寺院の経営は成り立っていた。檀家からの上納を当てにする必要はなかったのである。

(鐘楼からの眺望)
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(斜面に立つ鐘楼)
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専称寺は名刹であり整備されれば集客力のある観光資源である。茅葺の庫裏などは宿泊施設としても活用できる潜在力を持っているようにも思われる。単なる文化財保護の視点だけでなく、活用法を多角的に考えることが荒廃からの脱却ではないのだろうか。


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