佐藤栄佐久さん(前福島県知事)が指摘した「日本の原子力政策」

 東京電力福島第1原発事故の環境への破滅的な影響を私たちが目の当たりにした今、日本のエネルギー政策の根本的見直しは避けられないでしょう。政府が推し進めようとした原発の大量増設を前提にした低炭素化社会の実現には大きな誤りであったといわなくてはなりません。今になって思えば、私たちは日本の原子力政策全体の体質に大きな問題があることに関心を持たなければならなかったのではないでしょうか。

 福島県の前知事、佐藤栄佐久さんは著書「知事抹殺」の中で国の進める原子力政策の誤謬について警鐘を鳴らしていました。この本は以前知人より頂いた後、斜め読みし本棚に置いたままになっておりましたが、改めて読んで見ますと日本の原子力政策が間違っているということに痛感しました。

 佐藤さんは「国に任せておけば安心だろう」「大きな会社だから大丈夫だろう」「最新施設だから安心だろう」というような考えだけでは安全は確保できないと指摘しています。実際今まで進めてきた原子力政策は国策として展開されているため、地方自治の立場から県が意見を述べても軽んじられ、中央官庁が唯一の政策提案機関なっていたというのです。県の原子力担当部局である生活環境部が十分に機能できない状況になっていたと思われます。

 このような体質が、かつて東京電力福島第一・第二原発の故障やひび割れなどの破損を隠すため、長年にわたり点検記録をごまかしてきたことやその他の事故隠蔽を生むことにつながっていたのです。そして、プルサーマル計画の推進にいたっては、とても地域住民の安全を最優先に考えたものとはいえないのです。

 著書の中で佐藤さんが1号機を視察した折所員に対して、「原発の運転に携わる皆さんと福島県民は運命共同体です。事故が起きれば、浜通りも中通りも会津も、福島県そのものが吹き飛んでしまう」と訴えたこと。東京電力に対して「悪い情報も洗いざらい出して議論するのが情報公開。都合の悪い情報を隠す体質を改めないと、どこかで大きな事故につながるし、いつまでたっても信頼は得られないだろう」と指摘していたことが印象的です。

 佐藤さんは福島県の知事と言う立場で、「県民の安心・安全」を確保するための原子力政策のあり方について鋭く霞ヶ関・東京電力と渡り合っていたのです。

 <佐藤栄佐久著  「知事抹殺」>
 
 知事抹殺-つくられた福島県汚職事件-私はなぜ殺されたのか。
 原発、地方分権をめぐって霞ヶ関と闘ってきた剛腕知事が東京地検特捜部に
 無実の罪を着せられてすべてを失うまで。
 知事抹殺


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