難しい自然との共生


 先日、津波の被害が大きかったいわき市豊間に住む友人宅を訪ねました。彼の家は県道の西側(山側)の丘状地にありますので、津波は庭先までは来たもののすんでのところで被害は免れました。県道の東側(海側)は甚大な被害で瓦礫の山となっています。道路を挟んだ向かい側の方は行方不明になっていて未だ見つかっていないそうです。県道が生死の別れになったようです。この地区にこれだけの津波が押し寄せたのは有史以来のことではないかと思います。

 さて、この地区に限らず津波によって崩壊してしまった集落の再生はどのようにすればよいのでしょうか。日本列島の周りを30メートル以上の防波堤で囲ってしまうことなど出来はしないでしょう。人類の文明がいかに高度になっても自然を征服することは土台無理なのです。とするならば、気まぐれな自然との共生を考えるしかないわけです。

 震災後の都市再生計画は極めて重要です。行政が本気で考えなくてはなりません。いわき地区の津波で壊滅的に破壊された海岸線の集落の中で、幸運にも修繕可能な状態で残った住宅もあります。そうなれば補修して同じ場所に住もうとするのが人情で、時期が経過すれば住宅が立ち並び集落が形成されることになるでしょう。資本主義経済ですから自分の固定資産をどのように利用するかは自由でしょうが、行政は放任していてよいのでしょうか。

 第二次世界大戦の時に戦災に見舞われた多くの地域が、戦後新たな都市計画にもとづき都市の再生を行いました。今回の津波の被害地では、この史実に習い「自然との共生」という観点から抜本的都市再生計画を打ち出す必要があると思います。漁業地域にあっては居住の場と働く場の分離、整然とした避難場所の確保などが前提となるはずです。

 いわき市にあっても、地域住民の考えを聴取し100年後を見通した安心安全な、災害に強い都市づくりを市全体の見地に立って進める必要があります。

 <いわき市豊間地区の被災の様子>
 いわき市豊間地区被災地状況

 ふるさとマルシェ
  被災地復興『元気になろうキャンペーン』がんばろうふくしま!がんばろういわき!

関連記事
スポンサーサイト

日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
送料全国一律500円。パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。
今なら新規会員登録で500ポイントプレゼント中!
■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)