専称寺のお施餓鬼

遊び仲間のうちで、腕力が強く一番威張っている子供の事を「餓鬼大将」と言ったり、いたずらで手に負えない子供を罵ったりするときに「餓鬼」と呼ぶことがあります。これは仏教用語で、餓鬼道に落ち飢え渇きに苦しむ亡者のことを指します。広い意味では無縁の亡者の事を「餓鬼」と呼んでいるようです。

(お施餓鬼の会場)
お施餓鬼 1

お盆には祖霊が年に一度仏壇に戻ってきますので、各家ではお盆の期間中御馳走を奉げ供養します。施餓鬼は「餓鬼に施す」と意味するように、自宅に戻れなかった無縁の亡者を供養するために行うものです。

(珍しい僧侶による雅楽の演奏)
お施餓鬼 2

専称寺は大震災の被害を受けたため現在解体修理中です。そのため、施餓鬼の供養は同じ宗派の九品寺(いわき市平)で行われました。専称寺は江戸時代、幕府より寺領70石を受けた浄土宗名越派の奥州総本山です。

(解体修理中の専称寺 春撮影)
専称寺

専称寺は檀家が80軒位しかありませんが、寺格の高い寺院ですので、施餓鬼に集まる僧侶の数は30名位になります。これだけの数の僧侶による読経は荘厳です。今年は母の新盆でしたので、敬虔な仏教徒とは言えない私も施餓鬼に出席し、母の冥福を祈ると同時に無縁の亡者の供養をしたわけです。

(荘厳な読経)
お施餓鬼 3

近年、私を含め仏教徒だと自覚している日本人は少なくなっているのではないでしょうか。しかし、日本人の日常生活の中では仏教に起因する行事や言葉は多いのです。お盆やお彼岸は勿論のこと、無意識に使っている「お陰様で」や「ありがとう」という言葉も仏教の教えに起因しています。殺伐とした末法の世、形骸化した仏教の教えを見直してみてはと思うこの頃です。
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