いわき市 豊間・薄磯地区の今

東日本大震災から3年半が経過しいわき市内の復興も大分進んでいます。しかし、仮設住宅は依然として閉鎖することなく不便な生活を強いているようです。そのような中、市内の各所に建設されている1513戸の災害公営住宅は今年中にはほぼ半数が入居可能になるようです。

(急ピッチで進む防潮堤の工事)
豊間灯台

市内でも最大規模の豊間地区の災害公営住宅も入居が始まり引越しをする風景が見られます。私の知り合いもこの住宅に決め、近々入居の予定のようです。彼の話によると、現在住んでいる借り上げ住宅は便利なところにあるため、豊間に越した場合買い物などに不便を感じるだろうと話しています。

豊間・薄磯地区の被災者の多くは平・中央台の比較的便利な場所の仮設住宅などに住んでいますので便利さに慣れてしまったようです。新しい住宅が確保されても、人が暮らすうえでは周辺環境が大切です。子供の通う学校、高齢者が利用する病院や福祉施設などの利便性が毎日の生活には欠かせません。

(入居が開始した豊間地区の災害公営住宅)
豊間 災害復興住宅

震災前の豊間・薄磯地区はそれほど大きな集落ではありませんでしたが、生活をする上で不便さを感じない機能が備わっていたのです。津波で住宅はおろかそれらの全ての機能が失われてしまいましたので、住むところが完成したから戻れるかというと、そう単純には行かないわけです。

「住めば都」と言われ、住んでいるところに愛着を持つのは人の世の習いでしょうが、便利なことに慣れてしまうと後戻りできないのも人情です。市内に建設されている16箇所の災害公営住宅は当然立地条件が違うのは当然です。一番人気は、いわき市平北白土にあるものだそうです。ここは旧公立学校の教職員住宅があった場所で大変便利です。ここなら、通学・医療・ショピングはもとより夜のネオン街にも近いのですから住みたくなるのは当然でしょう。

(一番人気の平白土の災害公営住宅)
平 災害復興住宅

豊間地区では高台移転の工事もスタートしました。しかし、いわき市が示す復興ビジョンに賛成する人はほぼ半分です。経済的な負担が伴うわけですので無理のない話です。福島民友新聞のインタビューに答えた薄磯地区の区長は「孫の代の先まで安心して暮らせなきゃだめだ。何百年後に生まれる人に津波の恐ろしさを味わってほしくない」と語っていました。行政も住民も長期的なスパンに立ってどうあるべきかを考えることが肝要でしょう。

(高台移転工事がスタートした豊間の山林)
高台移転



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