平中神谷 出羽神社の「茅の輪くぐり」と「羽黒露沾会展」

7月21日(海の記念日)、平中神谷の出羽神社で伝統的神事「茅の輪くぐり」と羽黒露沾会展の表彰式が行われました。どちらの行事も平成21年に復活し、震災の影響で中止になった23年をのぞいて、今年で5年目になります。

「茅の輪くぐり」は夏の暑さから身を守り、正月からの罪や穢れを祓い清めるための神事です。茅の輪の製作は19日神社総代総出で行いました。夏井川の河原から刈り取った茅を芯にした割竹に巻き付け、直径約2メートルの輪を作り、竹組につるす作業はなかなか大変です。「直径2メートルにするのに竹の長さは何メートル必要か」など、算数の知識を駆使します。それでも半日くらいの作業で何とか作り上げました。

(直径2メートルの茅の輪作りは大変)
茅の輪の製作

(完成して記念撮影)
茅の輪完成

当日は梅雨明け前でしたが好天に恵まれ、さほどの暑さでもなく祭り日和です。神事は、佐藤宮司が祝詞を奏上した後、参列者が先導の宮司に続き「水無月の夏越の祓する人は 千歳の命 延ぶというなり」の一句を唱えながら茅の輪をくぐります。そうすると、正月から半年分の穢れは祓われるというわけです。この句は江戸時代に内藤露沾が詠み当神社に奉納したものだと言われています。

(宮司の先導で茅の輪くぐり)
茅の輪くぐり2

続いて行われた羽黒露沾会展の表彰式では、今年のお題「田(田んぼ・田園)」にまつわる俳句や川柳、短歌86句の応募作品の中から8句の受賞作品が発表されました。最優秀・優秀作品は次の句です。
最優秀 「見渡せば 青田は凪の 海のごと」 志賀邦子
優 秀 「先人の 汗を集めし 美し田 たった一夜で 荒土盛らる」 福田 功
優 秀 「残照に 帰宅忘れて 田を植える」 志賀由直

佐藤宮司から受賞者に表彰状が手渡され、選者となった猪狩行々子さんから講評がありました。猪狩さんは入選作について一句一句講評し、なぜ良いのか、惜しい句をこうすれば良くなるなど具体的に話していただきました。昨年より作品も増え、良い句が多く選考に苦労したとのことでした。私事で恥ずかしいのですが、最優秀と優秀に夫婦で選ばれました。

(句会の入賞者の記念撮影)
句会入賞者

また、神事に先立ち、参列者には裏千家師範代の吉田萬成さんがたてたお茶が振る舞われ、お運びには地域の子供たちが当たりました。寺や神社には足が遠のく昨今ですが、出羽神社の茅の輪くぐり・句会・茶会を取り入れた神事は住民参加型の魅力ある企画だと思います。

(お茶会の様子)
お茶会

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