ベトナム紀行 3 (ホイアン)

世界遺産に登録されているホイアンはベトナム戦争の戦火からも免れ、約180年前の街並みが残っていて風情ある木造家屋が立ち並んでいます。かつてはアジアとヨーロッパの交易の中心地として栄え、16~17世紀には朱印船の渡航地で日本町が栄えた所です。しかし、その後幕府の鎖国政策によって関係が断ち切れ日本色は失われてしまうのです。

(シクロで巡るホイアンの街並み)
チクロ

ホイアンの観光スポット旧市街地の散策です。ホテルも便利な場所でしたので先ずはシクロで街並みを眺めながら川沿いの古港へ。チャンフー通りの西のはずれにこの地に居住した日本人によって架けられたという屋根つきの来遠橋(日本橋)があります。橋の両端には建設開始と完成年の干支にちなんで猿と犬の像が設置されています。当時の日本人の面白い発想です。

(日本橋)
日本橋

木造家屋の立ち並ぶ通りはヨーロッパの石文化とは違った温かみを感じさせます。幾つかの文化遺産に立ち寄りましたが共通していることは、其々にベトナム古来の文化、日本文化、中国文化など複合的要素が共存していることです。

(ホイアンの街の散策)
ホイアン

海のシルクロード博物館には、日本の伊万里焼や備前焼の他、中東の物などもあり当時の東西交易の活発さを物語っています。館内には豪商茶屋新六がご朱印船で渡航した様子を描いた絵巻(情妙寺交趾渡航図)の写真が展示され、そこに数百人規模の日本人街も描かれ、当時の繁栄を窺い知ることができます。その人達は鎖国令で帰国できなくなった訳ですので末裔は現在に至っているはずです。

福建会館を訪れると中国の町に来ているような錯覚を受けます。名が示すように福建省出身の華僑たちの集会所で赤や黄色を使った配色が目を引きます。ベトナム王朝が成立する西暦1009年以前は中国の冊封内にあったわけですので根底に中国文化が存在するのは当然でしょう。

(華僑たちの集会所 福建会館)
福建会館

現地添乗員のミーさんの説明によると、旧市街地の木造建築は間口が狭い割に奥行きがあり日本の京都の建築と共通するというのです。日本と中国の建築様式を融合していると言われる進記家(タンキーの家)、馮興家(フーンフンの家)などの民家を訪ねベトナムの木造建築の良さを認識しました。

(情緒に満ちたランタン祭り)
ホイアン 1

日が暮れると、毎月満月の日に催される伝統行事ホイアンの夜祭りです。郷愁を覚える提燈の明かりに古都の街が照らされます。穏やかな春の宵でした。
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