美酒「神谷(かべや)」の誕生を祈願した立鉾神社刈穂祭

10月19日、中神谷にある立鉾鹿島神社で「刈穂祭」が行われました。宮司の佐藤大和さんによると、この行事は収穫された新米を親善にお供えするものですが、立鉾神社では40数年途絶えていたそうです。

(佐藤大和宮司による刈穂祭の神事)
刈穂祭1

この行事の復活には一寸した訳があります。神谷地区の水稲耕作者の有志が地元の米を使った酒を造ろうという話が持ち上がりました。宮司の佐藤さんもこの企画に賛同し、神社が所有する水田で酒を造るための「日本晴」を耕作したのです。宮司の参加となれば氏子は黙ってはいられません。青年部に動員が掛かり刈穂の儀式となったわけです。

(氏子によって刈り取られる「日本晴」)
刈穂祭2

立鉾鹿島神社は大同2年(西暦807)の創業といわれ、歴史と伝統のある神社です。それだけに地域の歴史とともに農耕文化と一体となり信仰の対象となってきたわけです。今年は、春の「お田植え祭」と秋の「刈穂祭」が復活し、更に新酒の献上となるわけですから立鉾鹿島の神もさぞかしお慶びのことでしょう。

刈穂祭の神事は古式豊かに厳かに行われました。祭りの次第は修祓、降神の儀、献饌、祝詞奏上、刈穂の儀と進み、刈り取られた稲穂は束ねて神前に供えられました。神事の後は、神谷米の耕作者木村健一さんのコンバインで刈り取り、刈穂祭は無事終了となりました。

(コンバインで刈り取る木村さん)
刈穂祭3

以前のブログにも書きましたように神谷地区は江戸時代から続く米の産地です。土壌は夏井川の氾濫原で肥沃です。夏井川は上流の阿武隈山地のカルスト地形を源流としていますのでアルカリ性で米作には適しています。灌漑は江戸時代の初期に開削された小川江筋をいまだに使っているのです。このような地域のヘリテージの恩恵を受けて米作が行われています。

地域の旧家に残る文献によると、明治の初期ごろまでは酒蔵があり「山桜」という酒が造られていたと記されています。この味を知る由もありませんが、「山桜」の復活を心待ちにしている人は少なくありません。今年の秋に収穫した「日本晴」は加工米としてJA経由で郡山市にある渡辺酒造に渡ります。そこで醸造され、来年2月に純米吟醸「神谷(かべや)」として蔵出しされる予定です。

販売に先駆け「友の会」を設立し情報の提供や予約の受付、酒蔵ツアーの企画などを考えております。どうぞご期待ください。
10月19日、中神谷にある立鉾鹿島神社で「刈穂祭」が行われました。宮司の佐藤大和さんによると、この行事は収穫された新米を親善にお供えするものですが、立鉾神社では40数年途絶えていたそうです。

(佐藤大和宮司による刈穂祭の神事)
刈穂祭1

この行事の復活には一寸した訳があります。神谷地区の水稲耕作者の有志が地元の米を使った酒を造ろうという話が持ち上がりました。宮司の佐藤さんもこの企画に賛同し、神社が所有する水田で酒を造るための「日本晴」を耕作したのです。宮司の参加となれば氏子は黙ってはいられません。青年部に動員が掛かり刈穂の儀式となったわけです。

(氏子によって刈り取られる「日本晴」)
刈穂祭2

立鉾鹿島神社は大同2年(西暦807)の創業といわれ、歴史と伝統のある神社です。それだけに地域の歴史とともに農耕文化と一体となり信仰の対象となってきたわけです。今年は、春の「お田植え祭」と秋の「刈穂祭」が復活し、更に新酒の献上となるわけですから立鉾鹿島の神もさぞかしお慶びのことでしょう。

刈穂祭の神事は古式豊かに厳かに行われました。祭りの次第は修祓、降神の儀、献饌、祝詞奏上、刈穂の儀と進み、刈り取られた稲穂は束ねて神前に供えられました。神事の後は、神谷米の耕作者木村健一さんのコンバインで刈り取り、刈穂祭は無事終了となりました。

(コンバインで刈り取る木村さん)
刈穂祭3

以前のブログにも書きましたように神谷地区は江戸時代から続く米の産地です。土壌は夏井川の氾濫原で肥沃です。夏井川は上流の阿武隈山地のカルスト地形を源流としていますのでアルカリ性で米作には適しています。灌漑は江戸時代の初期に開削された小川江筋をいまだに使っているのです。このような地域のヘリテージの恩恵を受けて米作が行われています。

地域の旧家に残る文献によると、明治の初期ごろまでは酒蔵があり「山桜」という酒が造られていたと記されています。この味を知る由もありませんが、「山桜」の復活を心待ちにしている人は少なくありません。今年の秋に収穫した「日本晴」は加工米としてJA経由で郡山市にある渡辺酒造に渡ります。そこで醸造され、来年2月に純米吟醸「神谷(かべや)」として蔵出しされる予定です。

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コメント

神谷を祝す

同じいわき出身の者として、「神谷」の醸造、楽しみにしております。「地名を知らない人には名前が神秘的に感じられる点もいい」と思っていますが、たとえば『老子』には「谷神は死せず」=谷の神は不死身である、という語句があります。神と谷をひっくりかえせば谷神。無為自然の神のいらっしゃる谷の「神谷」で呑む酒は
人を陶然とさせると思いますよ。

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