いわき市長選挙 清水さんが現職を破り初当選

任期満了に伴ういわき市長選挙が9月8日行われました。この結果、前県議の新人清水敏男さん(50)が現職の渡辺敬夫さん(67)、元衆議院議員宇佐美登さん、自営業の五十嵐義隆さん(35)を抑えて初当選を果たしました。投票率は51.13%で前回よりも4.89%下がっています。

(当選した清水敏男さん)
清水

現職が強いはずの選挙がなぜいわき市民は渡辺さんにNOを突きつけたのでしょうか。清水さんは告示まで約2ヶ月前の7月3日に県議を辞職しての立候補表明ですから、組織・知名度的にも現職には劣っていたと思われます。

渡辺さんは、公明党いわき総支部、日本維新の会県支部、みんなの党いわき支部、連合福島いわき地区連合会などから推薦を取り付けていました。また、地元選出の国会議員、県議会議員、市議会議員の多くが渡辺指示を表明していました。しかし、結果的にこれらの組織は力を発揮しなかったのです。

この現象は4月に行われた郡山市長選挙結果にも共通しています。国会議員、県会議員、市会議員など多くの組織的支持を得ていた現職の原正夫さんが、いわき市出身で元郵政審議官の品川万里さんに敗れたのです。

この両市の市長選の結果は、敗れた渡辺いわき市長の弁「結果的に、これまで進めてきたことに対しての批判だと思う。それは謙虚に受け止めたい」に尽きると思います。組織の長や企業の社長が支持を表明しても傘下にいる一般市民はNOだったのです。

特にいわき市では、東日本大震災に伴う原発事故に対する市民の不安に渡辺市長は応えていなかったと判断されたのです。震災直後の生活物資の不足、津波の被害が甚大であった地域の住宅の確保、放射性物質に汚染された生鮮食料品の問題、震災ガレキの焼却の問題などへの対応ははたして十分だったのでしょうか。市民は今回の選挙で掲げた候補者の公約よりも、震災以後のこれらの問題に対する市長の対応が一票を投ずるかどうかの指標としたようです。

(立候補した4氏の選挙ポスター)
選挙ポスター

新市長・清水敏男陣営で選挙戦を指揮した前議長の蛭田克さんが話しています。「各地で行われた集会には渡辺陣営の方が多くの人が集まっていました。多分動員を掛けられた人達だと思います。集まった人の多さが得票につながったとは思いません」と。今回くらい組織の無力さを感じた選挙もありませんでした。

清水さんは当選の弁で「東日本大震災を受けて、市民の中にはこのままではいけないという思いが強まり、それが私への期待に変わり、票を投じてくれたと思う」と述べています。正しい分析だと思います。これから4年間、初心を忘れず市民の声に謙虚に耳を傾け、揺るがぬ座標をもって32万市民の幸せを確立する市政を実践して欲しいと思います。


関連記事
スポンサーサイト

日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
送料全国一律500円。パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。
今なら新規会員登録で500ポイントプレゼント中!
■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)