アドリア海に沿って 2 (クロアチア イストラ半島)

5月23日、クロアチアの西部に位置するイストラ半島の散策です。
宿泊したロブランは中世初期から栄えたクバルネル湾に面する港町です。そこからバスで約40分、半島の内陸の小さな町モトブンに移動しました。ここは幻想的な天空の町で、宮崎駿の「天空の城ラピュタ」のモデルだという人もいます。標高は280㍍といいますから小高い丘程度ですが、平原の中に城壁で囲まれた町は実際の標高以上の高さを感じさせます。

(天空の城ラピュタ)
天空の城

石畳を上ると城門があり、そこには外敵の侵入に備えた遺構があります。石や熱した油などを落したと考えられ、日本の城郭建築に共通するものがあるようです。門を潜ると、そこはまさに中世の世界にタイムスリップです。地震の少ない地域の石の建築は内部の改造しだいで何百年も使えます。遺構を巧みにリフォームしたカフェテラスやレストランがありゆっくりとした時間を過ごしたい気分になります。

(石や熱い油を落としたといわれる城門の遺構)
城門

モトブンから再び海岸線にあるポレチュ、ロヴィニに向かいました。どちらの町もイタリアに近くに位置しますのでローマ文化の影響が色濃く残っています。特にポレチュはイタリアから35km位の保養地ですので、イタリア人やオーストリア人の所有する土地が多いそうです。路地裏の狭い石畳を歩くとフィレンツェの雰囲気に似ているようです。6世紀に建築されたというビザンティン様式のエウフラシゥス聖堂のモザイク宗教絵は圧巻です。

(珍しい受胎した聖マリア像のモザイク絵)
マリア像

ポレチュからアドリア海沿いに56km南に位置するロヴィニは、こぶし状に突き出た半島の小高い丘の上に教会があります。それを中心にレンガ色の瓦の住宅がアドリア海に迫り出すように立ち並んでいます。18世紀末まではヴェネツィア共和国に支配された歴史を持ちますので、雰囲気もヴェネツィアに似ています。バルカン半島西岸は、アドリア海を挟んで巨大なローマ帝国が君臨したわけですからローマ文化が色濃く残るのは当然のことでしょう。

(小ヴェネツィアといわれるロヴィニ)
ロヴィニ

今日もロブラン泊ですので、ホテル到着後海に面した遊歩道ルンゴ・マレーを散策、お腹をすかし夕食です。今晩もどこといって特色の無いアドリア海料理でしたが、ワインは価格の割には癖が無く美味です。一杯また一杯と杯を重ね、私の好きな李白の詩ごとく、「陶然として萬累を遺る」に至った次第です。
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