FC2ブログ

ポーランド紀行 クラクフ 2019年 秋

中央市場広場に到着すると、突然頭上でラッパの音が鳴り響いた。広場に集まっている人たちの視線が尖塔に向けられる。音は聖マリア教会の尖塔の飾り窓に立つラッパ吹きが鳴らしているのだ。旧市街地全体に響き渡るので道に迷った観光客は音と塔を頼りに歩いて行けば市の中心地にたどり着くことができる。

(聖マリア教会の尖塔)
DSCN0483_convert_20200129152246.jpg

ポーランドの各都市にある中央市場の中でもクラクフの市場は広々として風格がある。ルネサンス時代に活発な取引が行われていたという織物会館はお土産品売り場として賑わっている。ミルクの琥珀で作られたバイオリン型のピンブローチを購入し襟元に付けてみる。なんとなく中世の香りがする。

(中央市場 左は織物会館)
DSCN0480_convert_20200129153708.jpg

(旧市内の観光は白い馬車に乗って)
DSCN0474_convert_20200129154306.jpg

クラクフは14~16世紀にポーランド王国の首都だった都市である。第2次大戦時、ナチス・ドイツに占領されたが、爆撃は逃れ美しい街並みが残っている。古き伝統文化を残した佇まいは、戦災を免れた京都にどことなく似ている。

(ヴィスワ川の河畔に建つヴァヴェル城)
DSCN0372_convert_20200129154750.jpg

(城内の広場)
DSCN0440_convert_20200129155318.jpg

クラクフはチェコ共和国に近くポーランドの中では南に位置する都市である。ポーランドに来て一番の天気、小春日和と言ったところである。ヴィスワ川の河畔に建つヴァヴェル城は絵になる風景である。城内を散策するがここでも東洋人の姿は少ない。どこに行っても声高に話す隣国の観光客の姿も全く見ない。

(ワルシャワ行きの特急列車)
DSCN0514_convert_20200129152932.jpg

クラクフからワルシャワへは鉄道を利用した。洒落たデザインの特急列車は清潔で乗り心地も申し分ない。車窓に広がる平原はヨーロッパの原風景を見るようで美しい。一時代前、ドイツ軍やソヴィエト軍の戦車が土埃を上げ抗争を繰り広げたであろう平原とはとても思えない平和そのものであった。

スポンサーサイト




日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。

■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

ポーランド紀行 アウシュビッツ強制収容所 2019 秋

ナチスドイツによるポーランド侵攻は極めて悲惨な史実である。アウシュビッツ強制収容所を訪ねると、同じ人間に対して民族が違うと言うだけで、なぜこのような凄惨なことが出来たのかと、ある種の戦慄を覚える。

(強制収容所に入るゲート)
アウシュビッツ1

(当時のままの鉄条網)
アウシュビッツ2

ユダヤ人が強制収容所に連行されると、先ず強制労働に耐えられない弱者をガス室で処分した。健常者も強制労働で衰弱するのを待ってガス室に送り込んだのである。根本的なねらいはユダヤ民族を根こそぎ抹殺することにあったのだ。

(没収した靴の山)
アウシュビッツ3

(列車で到着したユダヤ人 展示写真)
アウシュビッツ4

施設の中には、殺害する前にはく奪した衣類や日常用具が山と積まれている部屋がある。その中には、小さな子供の靴や衣類も混じっているのだ。孫が履いている靴と同じくらいだと思った瞬間、涙がこみ上げてきた。晩秋の午後、収容所の見学コースを重い足取りで歩いた。

(レンガ造りの収容所)
アウシュビッツ5

映画「戦場のピアニスト」は第二次世界大戦のワルシャワを舞台にしている。音楽を愛するドイツ人将校は、捕虜となったユダヤ人ピアニストの素晴らしい演奏に傾倒し密かに食料を差し入れる、と言うような内容だ。戦場にあっても芸術や人間性をテーマにしているが、この強制収容所を見る限りにおいてはそのような高尚なものは微塵も感じ取れない。

(ビルケナウ強制収容所)
アウシュビッツ6

ユネスコの世界遺産委員会は、二度と同じ間違いが起こらないようにとの願いを込めてアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所を世界遺産リストに登録したそうだ。施設の案内人が「このような悲惨な史実を忘れさせないためにも見学した方々に感謝したい」と述べていたのが心に残った。


日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。

■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

「ふじの里人」 石井さんのクラフト工芸

「ふじの里人」こと石井さんはハンドクラフトの趣味が長じて販売にも十分耐えられる木器を製造している。石井さんの器には、ひとつひとつじっくり丁寧に作られた手のぬくもりを感じる。

(手の温もりを感じさせる木器)
クラフト1

工房を訪問したことはないが、幾つかの力作を頂いている。石井さんは生木工法による手彫りでマグカップやゴブレットを製造している。製造した時点では均整の取れた形をしているが、生木であるため乾燥するにつれて歪みが出てくる。

(日本酒用に愛用)
クラフト2

偶然のなせる技の歪みが器に味わいを醸し出すのである。丁度、陶磁器が焼く過程で歪みや窯変によって器の価値が出ることに似ている。ちょっと変形したコブッレトでビールやワインを飲むと、自然との対話が始まり里山の小道に分け入るような気持ちになってくる。

(いびつさが何とも言えない味を出す)
クラフト3

一昨年、トランジットで立ち寄ったヘルシンキ空港で求めた木製のマグカップと石井さんの物との共通性を感じた。後で知ったが、フィンランドは木工細工の本場と言うことだ。森林王国と言われるフィンランド、日本と共通する木の文化が健在のようである。

(木器の良さを醸し出す逸品)
クラフト4

石井さんが製作したゴブレットの中に廃材となったブドウの巨木を活用したものがある。製造から時間が経過し歪みと傾きが出たゴブレットは何とも言えない味があり、毎日の晩酌用に使用している。ワインとセットにして販売すれば人気商品になるのではないだろうか。

(台座・器ともにぶどうの巨木)
クラフト5


日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。

■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!