専称寺 梅園の限定公開
いわき市平山崎ある専称寺について取り上げるのは3度目です。山号は梅福山、梅の名所ですので3月の話題には最適です。しかし、東日本大震災で壊滅的被害を受けた専称寺は、解体修理中のため伽藍内は立ち入り禁止になっています。
(復元間近の山門)

当初、工事は5年くらいとの話でしたが、進捗状況を見てみるともっと長引きそうです。その間は完全立ち入り禁止ですが、忘れ去られてしまうことを危惧したためか、3月21・22の両日梅林の限定公開をしました。
(境内から鐘楼越しに太平洋が望めます)

私もカメラを片手に行ってみると、聞きつけた観光客が約20名、梅の香漂う境内を散策していました。梅は5分咲きと言ったところです。21日の春分の日は、いわき市は4月半ば位の暖かさで坂道の多い境内を歩き回ると汗ばむほどでした。
(鐘楼付近の梅林)

立ち入り禁止のロープをちょっと乗り越え本堂内の工事の様子を見てみると、基礎工事に取り掛かっているところです。2年を経過してこの状況ですから、完成には10年くらい掛かるのではないでしょうか。専称寺は国指定の重要文化財ですので、単なる復旧工事とは違うようです。
(本堂内の復元工事の様子)

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ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
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(鐘楼付近の梅林)

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第14回 常陽 食の商談会2015 in つくば
「第14回 常陽 食の商談会2015 in つくば」に参加しました。この会は水戸市に本店を持つ常陽銀行が企画したもので、地域の生産者・加工業者と流通・外食・ホテルなどの関連業者が商談の場として活用しています。
(会場となった「つくば国際会議場」)

今年は、これまで最大規模の約1400社が参加し盛況でした。また、今回はJETROの協力で日系海外バイヤーの参加もありましたので海外進展に向けた商談も可能だったようです。「ふるさとマルシェ」ではブースの設営はしませんでしたが、吟醸酒「神谷(かべや)」の商談を茨城県の酒販売業者2社と行いました。
「ふるさとマルシェ」では、この会を新商品の開発の場として役立てています。現在の取扱商品の中では、株式会社サザンコーヒー、那須バイオファームのマイタケ、野村醸造のジャムなどがこの商談会を通して掲載することになった商品です。
(野村醸造のコーナー)

今回の出店した中にも興味を引く物がいくつかありました。特に、福島市松川町の丸福織物(バウラムボ樹楽里)が製造している「米粉で焼き上げたバウムクーヘン」は素晴らしい商品だと思います。
(バウラムボ樹楽里の米粉バウムクーヘン)

この商品は小麦を使用せず小麦で焼き上げたライスバウムです。また、ライスバウムを引き立てる卵にもこだわりを持ち、提携した養卵工場から調達しています。ふっくらとした米粉ならではの食感と風味が楽しめる逸品です。
「ふるさとマルシェ」では、定評のある純米吟醸酒「神谷(かべや)」に使用している神谷米「天のつぶ」で作るライスバウムを丸福織物(バウラムボ樹楽里)さんとの提携で作りたいと考えています。近いうちに掲載される神谷ブランド商品となると思いますので楽しみにお待ちください。
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今回の出店した中にも興味を引く物がいくつかありました。特に、福島市松川町の丸福織物(バウラムボ樹楽里)が製造している「米粉で焼き上げたバウムクーヘン」は素晴らしい商品だと思います。
(バウラムボ樹楽里の米粉バウムクーヘン)

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「福島を忘れない祈りの集い」四倉海岸で開催
3月7日、第4回「福島を忘れない!祈りの集い」が、いわき市の四倉海岸で行われ、震災で亡くなった人たちを追悼し、福島の復興を誓い合いました。この企画は、朝日ジャーナル編集長を務めていた下村満子さんが塾長の「下村満子生き方塾」と、京セラ創業者稲盛和夫の「盛和塾福島」が主催したものです。
(挨拶をする下村満子さん)

東日本大震災、福島原発の事故を忘れることなく、鎮魂と復興を祈ろうと平成24年3月11日第1回を開催しました。今年は約700名が参加、下村さんの挨拶の後、海岸に一列に並び日の出に合わせて黙とうしました。あいにくの雨模様で日の出を見ることはできませんでしたが、全員で手をつなぎ「ふるさと」を合唱し連帯の絆を深めました。
(参加した佐藤元福島県知事 中央、右隣 会田社長)

終了後、道の駅「よつくら港」で地元のボランティアの方々によって、けんちんそば、カニ汁、甘酒などが振る舞われ美味しくいただきました。今年の会場となった四倉海岸はいわき七浜の中で最も広い砂浜を有する海水浴場で、安全性が確認されたため昨年夏は賑わいが戻っています。
(鎮魂と復興を祈る いわきテレワークセンターの社員)

いわきテレワークセンターでは、当時勤めていた方の小学生の娘が薄磯で津波の被害により亡くなるという痛ましい過去があります。そのようなこともあり、会社の行事として毎年参加者を募っています。今年は会田社長をはじめとして15名が参加しました。災害も時が経つに従い忘れ去られるのが一般的です。このような行事も形骸化することなく、鎮魂と復興の精神を長く継承するものにしたいものです。
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(参加した佐藤元福島県知事 中央、右隣 会田社長)

終了後、道の駅「よつくら港」で地元のボランティアの方々によって、けんちんそば、カニ汁、甘酒などが振る舞われ美味しくいただきました。今年の会場となった四倉海岸はいわき七浜の中で最も広い砂浜を有する海水浴場で、安全性が確認されたため昨年夏は賑わいが戻っています。
(鎮魂と復興を祈る いわきテレワークセンターの社員)

いわきテレワークセンターでは、当時勤めていた方の小学生の娘が薄磯で津波の被害により亡くなるという痛ましい過去があります。そのようなこともあり、会社の行事として毎年参加者を募っています。今年は会田社長をはじめとして15名が参加しました。災害も時が経つに従い忘れ去られるのが一般的です。このような行事も形骸化することなく、鎮魂と復興の精神を長く継承するものにしたいものです。
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咲かせました胡蝶蘭とカトレア
胡蝶蘭とカトレアを咲かせました。私はそれほど几帳面ではありませんので、花が咲いているときの管理はできても、咲いていないときは苦手です。当然、花が咲いていない時期のほうが長いのですから根気強さが求められます。
胡蝶蘭はお祝いに頂く花の王様です。しかし、花が散ってしまった胡蝶蘭を翌年咲かせるには相当な努力が必要です。植物の管理には、光・通気・温度・湿度・水やり・肥料が基本ですが、特に胡蝶蘭には几帳面さが求められるようです。
夏は風通しの良い場所に放置しても大丈夫ですが、問題は冬期間です。胡蝶蘭は熱帯性の植物ですので温度管理が一番大切です。最低でも10℃を保たなければ、胡蝶蘭は休眠状態になってしまいますので花は開きません。つぼみを持っても落ちてしまいます。
今回の挑戦は昨年の夏、花の終わった胡蝶蘭を知人から譲り受けたものです。花の茎を途中から切り落としますと、10月頃に新芽が出始め、次第に伸びて12月には花芽を付けました。ここからが大変です。一番寒い時期になりますので、家中の暖かい場所を選んで胡蝶蘭を持ち歩きます。日中は南側の部屋、午後は西日の当たる部屋へ、夜は暖房の残る居間へと、セントラルヒィーティングのない我が家では大変な作業です。
(やっと咲かせた胡蝶蘭)

おかげさまで、2月の末に可愛い純白の花が開きました。贈り物に頂いた時のように整然と並んだ花ではありませんが、自分で咲かせたと思うと愛着が湧きます。しばらくの間、家族を和ませてくれるでしょう。
カトレアは胡蝶蘭ほど手がかかりません。もともと高い木の上に着生する植物ですので、雨に濡れた後は乾くのを好みます。水をかけすぎると根腐れして失敗します。これは胡蝶蘭も同じです。夏季は日陰に放置でしたので、毛虫に葉が食べられた跡が残ってしまいました。
(7個花をつけたカトレア)

しかし、今年は大成功で7個の花を付けました。1つの茎に2つの花を付けるのが普通ですが、今年は3個付けたものもありましたので、ちょっと儲けた気分です。2ヶ月くらいは楽しめるでしょう。
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夏は風通しの良い場所に放置しても大丈夫ですが、問題は冬期間です。胡蝶蘭は熱帯性の植物ですので温度管理が一番大切です。最低でも10℃を保たなければ、胡蝶蘭は休眠状態になってしまいますので花は開きません。つぼみを持っても落ちてしまいます。
今回の挑戦は昨年の夏、花の終わった胡蝶蘭を知人から譲り受けたものです。花の茎を途中から切り落としますと、10月頃に新芽が出始め、次第に伸びて12月には花芽を付けました。ここからが大変です。一番寒い時期になりますので、家中の暖かい場所を選んで胡蝶蘭を持ち歩きます。日中は南側の部屋、午後は西日の当たる部屋へ、夜は暖房の残る居間へと、セントラルヒィーティングのない我が家では大変な作業です。
(やっと咲かせた胡蝶蘭)

おかげさまで、2月の末に可愛い純白の花が開きました。贈り物に頂いた時のように整然と並んだ花ではありませんが、自分で咲かせたと思うと愛着が湧きます。しばらくの間、家族を和ませてくれるでしょう。
カトレアは胡蝶蘭ほど手がかかりません。もともと高い木の上に着生する植物ですので、雨に濡れた後は乾くのを好みます。水をかけすぎると根腐れして失敗します。これは胡蝶蘭も同じです。夏季は日陰に放置でしたので、毛虫に葉が食べられた跡が残ってしまいました。
(7個花をつけたカトレア)

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国立新美術館で行われている「ルーヴル美術展」
国立新美術館のルーヴル美術館展を見てきました。テーマは「日常を描く風俗画に見るヨーロッパ絵画の神髄」です。「風俗画」とは、人々の日常生活の情景を描いた絵画です。家事にいそしむ召使い、物乞いの少年、つましい食卓につく農民の姿、庭園に集う貴族の男女など身分や職業を異にするさまざまな人々の日常生活が生き生きと描写されています。
(曲線の美 国立新美術館)

しかし、音声ガイドを聞きながら鑑賞すると、風俗画には必ずしも現実を描いているだけではないことが分かり興味がわいてきます。つまり、日常の装いの中に、複雑な道徳的・教訓的な意味が込められていると言うことです。この点は説明なしでは見逃してしまうと思いますが、絵が訴えているテーマを理解すると違った楽しみ方が出来るのが風俗画であるようです。
(正面入口に掲げられた看板)

この展覧会では、16世紀から19世紀までの約3世紀にわたるヨーロッパの風俗画の展開を、ルーヴル美術館の珠玉の名画約80点によって紹介しています。目玉はヨハネス・フェルメールの「天文学者」とティツィアーノ・ヴェチェッリオの「鏡の前の美女」でしょう。
(出展されている風俗画)

フェルメールと言えば、「真珠の耳飾りの少女」が有名ですが、未だお目にかかっていませんので、今回の「天文学者」には期待していました。月曜日なら空いているかと思いきやそうはいきません。「天文学者」の前は大変な人だかりです。それでも、音声ガイドに導かれ細部まで鑑賞しました。天球儀に見入る天文学者の探究心が全身から感じ取れるような見事な写実性です。それにしても、天文学者のガウンのような衣服が日本製と言うことには驚きです。よく見れば「どてら」をまとっているような感じがします。
(日本製の「どてら」を着た天文学者)

ティツィアーノの美女は対照的です。女性の一番美しい時期を魅惑的に描いています。1515年ごろの作と言われています。美女のまなざしは少し不安げに見えます。自己への陶酔でしょうか。あるいは、花はいずれ散る諸行無常に対する寂しさでしょうか。後ろの髭面の男と美女とはどのような関係なのだろうか、そんなことを考えながら、500年前の美女に魅入りました。
(500年前の美女)

中世のヨーロッパでは、風俗画は宗教画や肖像画に比べると格下に位置づけられていたそうです。確かに、荘厳な宗教画に比べれば画題が日常的ですので貴族受けはしなかったのかもしれません。今回の風俗画をテーマとするルーヴル展を見て、風俗画を見る視点に気付かされたような気がしました。ちなみに、ルーヴル美術館へは5年前に訪れていますが、作品の多さと、荘厳で巨大な宗教画や肖像画に圧倒され、風俗画については記憶に残っていないのです。
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(正面入口に掲げられた看板)

この展覧会では、16世紀から19世紀までの約3世紀にわたるヨーロッパの風俗画の展開を、ルーヴル美術館の珠玉の名画約80点によって紹介しています。目玉はヨハネス・フェルメールの「天文学者」とティツィアーノ・ヴェチェッリオの「鏡の前の美女」でしょう。
(出展されている風俗画)

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