「神谷米」の収穫が終わりました

いわき市も秋晴れの気持ちのよい季節となっています。「神谷米」の収穫も順調に進み田圃での刈り取りは終了しました。「ふるさとマルシェ」に提供していただいている志賀重之さん、木村健一さんも脱穀乾燥も終了、精米すればいつでも出荷できる状態になっています。

今年はセシウムの全袋検査が行われました。昨年神谷地区は、福島県により行われた検査の他に「ふるさとマルシェ」も協力して自主検査を行い、全てNDでしたので耕作者も心配はしていなかったようです。勿論、全地区で検出されたものは一袋もありませんでしたので「ふるさとマルシェ」でも安心して販売することができます。

(「神谷米」の生産地)
『神谷米」の生産地

木村健一さんの田圃での収穫の様子を取材しました。木村さんは60アール程度の耕作ですから小規模です。しかし彼はこだわりの有機農法で耕作しています。特に土作りには大変な労力を使っています。圃場の近くに堆肥置き場を設置し、適度に発酵させた堆肥を施し土壌検査をして水稲耕作に最適な状態を確保することに力を入れています。当然化学肥料や農薬は使用しません。

(木村さん一家総出の収穫)
木村さん一家総出の収穫


水の管理も工夫しています。神谷地区は江戸時代以来の「小川江筋」(9月のブログに掲載)の石灰質の含んだ用水を使用しています。彼はこの用水を圃場入れる時間帯を夜間にして、水田の温度の差を昼夜で大きくするようにしているのです。昼夜の水温の差が5度以上になると米の甘味が増すと言われています。これも食味検査で実証しています。今年は圃場の近くに井戸を掘りました。この井戸水を利用して昼夜の水温の差を大きくすることと、圃場の水量の安定化を図っています。

木村さんの耕作方法は江戸時代からこの地区で行われた伝統農法、いわばヘリテージ(遺産)の活用だと思います。夏井川の水源は阿武隈の石灰質土壌の産地に端を発します。それを江戸時代の前期に小川町の関場に堰を作り灌漑用水として広い範囲で利用しているのです。まさにこの地区の先人の残したヘリテージです。

木村さんが有機農法で生産した「神谷米」を300kg限定で「ふるさとマルシェ」で取り扱うことにしました。木村さんの手塩にかけた自信作「神谷米」をご賞味ください。

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出羽神社の例大祭が行われました

10月7日は鎮座800年を誇る出羽神社(いわき市平中神谷)の例大祭でした。当日は予報どおり小雨でしたが、神社での神事の後神輿の渡行となる頃には晴れ間も見え、氏子の青年によって担がれた神輿は神社を後に氏子の住む集落へと向かいました。

総代である私の任務は、軽トラの荷台にしつらえた太鼓をテープの奏でる笛の音に合わせて敲くことです。音感のあまり良くない私は、テープの笛のメロディーに合わせることなく敲くものですから、見るに見かねた総代の一人が「代わりましょうか」と声を掛けてくれたのです。それを良いことに、私は一杯機嫌で軽トラに終日揺られることとなりました。

神輿渡行は氏子の住む集落を万遍なく廻ります。要所で「貴酒迎え」が行われ、竹笹にしめ縄を回し神輿を迎えます。神輿が鎮座すると神事が行われ、それぞれ祈願ごとの書かれたお札が配られ、お神酒がふるまわれます。昔ながらの風習ですが、最近は集まる氏子も少なくなっています。

(大年神社での「貴酒迎い」)
貴酒迎い

「貴酒迎え」をした3箇所の神社では小学生による「稚児舞」の奉納が行われ、ビデオカメラをもち子供の姿を追いかける若い親の姿が微笑ましい情景でした。

(愛宕地蔵尊での稚児舞)
稚児舞2

昔は神輿の担ぎ手も大勢いたものですが、最近は青年の数も減ったため要所だけ担ぎ、あとは車に乗せての渡行となっています。それでも今年は氏子以外にも担ぎ手を募り、車を使った区間も大分少なくなりました。飲みすぎて夏井川に飛び込む者もいたくらいですので若者も捨てたものではありません。

神社の総代会でも「神社離れ」をいかに食い止めるか話題になります。世相を考えれば、子供たちも鎮守の森のお祭り足を向けないのも理解できます。しかし、私たち昭和20年代生まれにとっては、鎮守の森の祭礼でのカーバイトランプやアセチレンの匂いに郷愁を覚えるのです。そして、今の子供たちにも金魚すくいや綿あめの屋台に惹かれて集まってほしいと思うのは60代の独りよがりでしょうか。

神輿も無事宮入りし直会(なおらい)になると60代は瞬く間にタイムスリップし若者に戻ってしまいます。酔いが回ると神社への集客の奇策が出てくるのですが、その後実行に移されることはありません。

私は、今この地区で進められている「万本桜プロジェクト」(前回ブログ参照)に神社も協賛し、将来「桜の杜の出羽神社」を目指し活性化を図ってはどうかと考えているところです。

震災後1年半、原発の後遺症はまだまだ払拭できませんが住民の安寧が一番と思う一日でした。


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「いわき万本桜」秋の植樹会が始まります

いわき万本桜、この秋初めての植樹会が下記のように実施されます。この夏は大変な暑さでしたので桜の木の下草を刈るのが大変だったようです。それでも定期的に桜の手入れに来てくれるボランティアの方も多くなりました。中には熱中症になりながら奮闘された方もおりました。おかげさまで夏前に植樹したものはほとんど根が付き元気に育っています。大変感謝しております。

(作業の合間の楽しいひと時 ボランティアのみなさん)
植樹の準備

ボランティアの方々は、県内はもとより埼玉、千葉、茨城に単身赴任中の名古屋の方など「いわきに世界の一の桜の名所を」を合言葉に、その輪が次第に広がりつつあります。今年の春の植樹の折には関東圏から観光バスを仕立て団体で参加されてグループもありましたので、秋の植樹会も大変賑わうのではないかと期待しています。

一方、土地を提供してくれる山の所有者の方も、趣旨を理解し次第に増加してきています。中神谷地区が所有している共同の山も役員会を開き満場一致で提供することにいたしました。7月下旬には代表の志賀忠重さんの呼びかけで、土地提供者の集いが開かれ万本桜の夢とロマンを語り合いながらお酒を酌み交わし、未来の子供たちに満開の桜をプレゼントすることを確認したところです。

10月28日に植樹が予定されている場所は、通称「館山」と呼ばれている所で中世には出城があったとの言い伝えがあります。大変見晴らしも良く常磐線からも良く見えますので看板を掲げ「いわき万本桜」のシンボル的場所としたいと考えています。

(10月28日の植樹予定地・館山)
館山

今年の下半期の植樹会の日程は次のようになっています。

○ 10月28日(日)・11月25日(日)・12月は未定
○ 集合時間 午前9時
○ 集合場所 「いわき万本桜事務所」
      いわき市平中神谷字地曾作7(平六小を目指しておいでください)
○ 植樹日の前日まで事務局(東北機工株式会社)へお申込みください。
TEL 0246-25-0541 FAX 0246-25-0194
お申込みの際は、お名前(代表者名)・植樹本数(基本的には1人1本)・ご連絡先電話番号をお知らせくさ い。

 なお、「ふるさとマルシェ」は「いわき万本桜プロジェクト」に協賛しています。



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テーマ : 地域情報 - ジャンル : ニュース

信頼性を欠く福島県民健康管理調査「検討委員会」の実態

毎日新聞の9月3日・5日の記事によると、東京電力福島第一原発事故を受けた福島県の県民健康管理調査について専門家が意見を交わす委員会で、事前に見解を擦り合わせる「秘密会」の存在が明らかになったというのです。昨年5月の検討会の発足に伴い約1年間半にわたり、秘密会は別会場で開いて、配布資料は回収し、出席者に県が口止めするほど「保秘」を徹底していたということです。県の担当者は調査結果が事前にマスコミに漏れることを防ぐことも目的の一つだったと認めているのですから、信頼を得るための情報公開とほど遠い県の姿勢に憤りを感じます。

(県民健康管理調査で「秘密会」の存在を報じた毎日新聞の記事 10月3日)
3日朝日新聞 10月

公開である本会合の前に「秘密会」を開き、国や東電に不都合なことは避けて通る会議のシナリオ作りをしていたと言っても過言ではありません。たとえば、SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)の再現データの質疑に終始しないことなども打ち合わせていたというのです。内部被ばく調査の結果については「結語」として「相当に低い」との発言予定を記し、問題となりそうな話題については「そらしてください」と要望していたというのですから呆れてしまいます。

(「秘密会」の内容は口止めされていたことを報じる毎日新聞の記事)
1552

検討委員会を傍聴していた福島市内の市民団体「子供たちを放射能から守る福島ネットワーク」の女性は「不気味なほど意見が出ない。おかしい」と感じていたと語っています。

検討委員会の前日に委員に送られた進行表なるものが明るみに出ました。その中に浪江町と飯館村、川俣町山木屋の3地域で120人を対象にした内部被ばく調査についての進行マニアルが記載されています。それによると、議事進行における「結語」として「内部被ばくは合計しても1ミリシーベルト未満で相当低いと評価」とするように決められていたのです。

私はこの組織自体に問題があるのではないかと思います。検討委員会のメンバーは19名いるそうですが、その人たちの中からこのような「秘密会」を設置した公聴会の在り方に疑問を提示する人はいなかったのでしょうか。5月27日現在の検討委員会の名簿(オブザバーを含め11名)を検索してみますと、座長の原発業界御用学者リストにも載っている福島県立医大副学長の山下俊一さんをはじめとして福医大関係者、文部科学省・厚生労働省などの官僚・国の研究機関の関係者で占められています。そして、県民健康管理調査の経費は国と東電が出資して賄うことになっているのですから、国や東電に都合の悪いことはできるだけ取り上げないようにしていると疑われても仕方がありません。

福島県は大切なことを忘れているのです。福島県が公聴会で、どれほど「安全です」「安心してください」とのメッセージを語っても、それを語る福島県や検討委員会が県民から「信頼」されていなければ、そのメッセージそのものが意味を失います。


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トルコ紀行 (終わりに)

短期間ですがトルコに滞在して感じたことについて触れてみます。先ずは親日的であると、そのためか日本語を話せる人が多いことに驚きました。隣国のギリシャを訪問したことがありますが、日本語はそれほど使われてはいなかったと思います。

親日であることは歴史的にも証明されます。1889年オスマン帝国(その一部は現在のトルコ)の軍艦エルトゥールル号が和歌山県串本町沖で遭難し500名以上の犠牲者を出した事件があります。この事件は、日本とトルコの友好関係の始まりと考えることができます。

この時の生存者は69名いたそうです。彼らを救助した大島村住民の献身的な姿勢、さらには政府を挙げての支援があり69名をイスタンブールまで送り届けたのです。この事件はトルコの歴史の教科書に載っているというのです。そして、この時の日本に対する恩義は、この事件からおよそ100年後のイランイラク戦争の折に返してくれたのです。イラン国内で孤立してしまった日本人をトルコが派遣した緊急便で救出してくれたのです。

この話は、現地添乗員のシェームスさんも力説していました。彼もまた親日家です。彼は間寛平のアースマラソンでトルコを走った時にアシストして日本のテレビでも報道されたことを自慢げに話していました。イスタンブール大学の経済学部を卒業し、観光関係の仕事に就くため日本語の特訓をしたとのことでさすがに堪能です。日本での滞在経験もあり日本の国内事情についても周知しているようです。

(日本人の口に合うトルコ料理)
トルコ料理

トルコで知り合ったもう一人の親日家はアビデンさんです。私がイスタンブールのグランドバザールの中で道に迷った折、巧みな日本語で「何かお困りですか?」と声をかけてきました。親切に道案内をしてくれましたので、名刺を渡し「良ければ日本にメールしてください」と言って別れました。すると帰国し間もなくアビデンさんからローマ字表記の日本語でメールが届きました。何度かメールをやり取りしているうちに、7月に来日するので会おうということになりました。私も上京し、新宿の居酒屋で一杯やりながら日土(トルコ)関係の交流を深めた次第です。

(日土交流会 中央 アビデンさん  左 筆者  右 筆者の友人)
日土親睦会

2年前、隣国ギリシャを訪問した折アテネで物騒な思いをしましたので、トルコ旅行も多少構えて臨んだのですが全くその心配はありませんでした。大都会のイスタンブールには都会に付き物の落書きなどは全くなく、花壇も整備され清潔な街です。物乞いをする人には1人に会っただけです。その折に脇にいたシュームスさんが、あまり外国人には見せたくないような素振りで小銭を渡し遠ざけていたのが印象的でした。

(環境整備の行き届いた観光施設)
環境整備の行き届いた観光施設

トルコは2011年の実質経済成長率では8.46%と、堂々の世界15位となっています。貧困層の対策にも努力しスラム街を解消するための集合住宅の建設が計画的に進められています。また、教育政策においても義務教育年数を9年から11年に引き上げるなど国の発展は教育の充実であることを実践しています。トルコは正に中東の優等生国家として成長を続けているようです。

(ボスポラス海峡ヨーロッパサイドに立ち並ぶ高級住宅)
ボスポラス海峡ヨーロッパサイド







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