浄土宗 旧奥州惣本山専称寺 平成の大改修

 東日本大震災によるいわき市内の被害は、海岸線の津波によるものが最大でしたが地震そのものによる住宅などの倒壊も多く見られました。
 
 そのような中で、いわき市平にある旧奥州惣本山専称寺も大きな被害を受けました。正式名称は梅福山報恩院専称寺といい、良就十聲(りゅうしゅうじゅっしよう)によって1395年に創建されたものです。良就は浄土宗名越派の祖良弁(尊観)の流れを汲む僧とされています。
 
 江戸時代には名越派の奥州惣本山、壇林(学舎)寺として多くの僧を育成し、東北地方の浄土宗の中心寺院として栄えました。専称寺は夏井川の南にある山の斜面を切り開き伽藍を配置していますので東側には太平洋を望み風光明媚です。また、参道の左右には梅林が広がり名所となっています。現在は、本堂・庫裡・総門が国指定重要文化財に指定されていますが、専任の住職も不在で檀家も少ないことから十分な維持管理が出来ているとはいえません。ちなみに、私も檀家の一人として憂いでいたところです。

 そんな折に大震災が起こったわけですから、老朽化した専称寺に相当なダメージを与えてしまいました。応急措置として本堂と総門にそれぞれ筋交いを行いましたが、いつ倒壊してもおかしくない状態になっています。
 
 そのようなことから改修計画がもち上がったわけですが、莫大な費用がかかることから専称寺と檀家だけで出来るものではありません。この平成の大改修には、国指定重要文化財の所轄省庁である文化庁、文建協、福島県教育庁文化課、いわき市教育委員会文化課文化財係、浄土宗の各寺院、檀家や協賛者など多くの方々の協力により実現しようとしています。

 私たち檀家としても応分の負担を確認したところですが、浄土宗関係者に限らず、仏教文化財の後世への伝承に賛同いただける方のご支援をお願いいたします。

(倒壊の危険性のある総門)
専称寺01

(左右に梅林が広がる参道)
専称寺02

(被害を免れた鐘楼)
専称寺05

(倒壊の危険性がある本堂)
専称寺03

(境内からの眺望)
専称寺04
スポンサーサイト

日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
送料全国一律500円。パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。
今なら新規会員登録で500ポイントプレゼント中!
■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

いわき市における震災がれきの焼却問題 (2)

いわき市の震災がれきの焼却問題については9月末に掲載しました。その後の状況ですが、依然としてこう着状態が続いています。
住民説明会の後、区長協議会も神谷地区8区の区長名で焼却反対の意思を市に対して表明しました。さらに、有志による「いわきの環境を守る会」を立ち上げ署名運動を展開しています。現在の署名者数は約8000名に達しています。
会では定期的に北部清掃センターの状況を調査していますが、今のところ震災がれき焼却は始めていないようです。

しかし、新たな事態が起こっています。それは、関東圏のごみ焼却施設でも起こっていることですが、一般焼却物の灰から出るセシウムの問題です。いわき市が発表する北部清掃センターの焼却炉の飛灰(バブフィルタで捕集された灰)からは時に2万ベクレルを超えるセシウムが検出されています。これは国が示した埋め立て可能とされる8千ベクレルを超え、他の地域に移動することができなくなっているのです。

北部清掃センターは事実上の中間貯蔵施設とならざるをえない状況です。これは周辺地域にとって極めて大きな問題です。市は目隠しをするかのように高いフェンスを張り回らし、「放射線を含んだ灰を貯蔵しているため立ち入り禁止」の表示をしています。ちなみに、灰周辺の放射線量は4マイクロシーベルトを超えています。

以前のブログにも書きましたが、この近くには幼稚園・小中学校・高校・大学などの教育施設が点在しているだけに心配が募ります。

私たちは、東京電力・政府が当事者責任を果たし焼却灰を速やかに移動することを要望しています。また、いわき市も住民の声を国政に反映させるための最大限の努力をすべきだと考えます。

(フェンスを回らした灰置き場)
(フェンスで覆われた灰置き場)

(放射能灰貯蔵立ち入り禁止の表示)
(放射能灰貯蔵立ち入り禁止の表示)

日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
送料全国一律500円。パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。
今なら新規会員登録で500ポイントプレゼント中!
■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

神谷米(かべやまい)の対応

神谷米(かべやまい)の対応

福島市大波地区に続き、伊達市の米からも基準値を超える放射性セシウムが検出されたことは、県内の米生産者に大きな衝撃を与えました。地元の農家の落胆は元より福島県全体の米への影響が懸念されています。県は全戸検査に拡大することを発表しましたが対応の遅さに批判の声が上がるのは当然です。

11月29日のテレビで放映された伊達市の農家の女性が「どうして安全宣言を出したのか」と涙声で話していた姿が印象的でした。

今回の伊達市に例を見てみますと県の検査体制の不備がよくわかります。伊達市霊山町下小国地区は、旧町村単位で行った予備調査で安全宣言が出されていた地域なのです。しかし、この女性は、孫たちに食べさせるため念のため市の行う簡易検査に申し込んだ結果基準値に近いセシウムが検出され、あらためて専門機関へ依頼してみると700ベクレルを超えていたというのです。

そもそも、旧町村単位に実施する検査方法に疑問を持った人は多かったのではないかと思います。つまり、旧町村の広さに比例した検体の採取ではなかったからです。福島市と伊達市さらには二本松市の基準値超え検出によって、県の行った検査体制を再検討しなくてはならないのは当然です。

現在、「ふるさとマルシェ」ではいわき市平地区東部で生産される「神谷(かべや)の米」をブランド化する計画を持っています。これは震災前からの計画で、このような状況になっても具体的な放射線量のデータに基づき安心安全が確立できれば実行しようと考えています。

具体的には、10月に行われた予備調査でいわき市全域が安全宣言が出た後でしたが、「神谷の米」の生産地域を当地区の農事組合と提携して7箇所のモニタリング調査を実施しました。検査は当社と取引のある「富士フィルムRIファーマ株式会社」に依頼し、ゲルマニウム半導体検出器により測定ました。その結果7箇所すべての地点で検出されませんでした。検査結果が記載された「証明書」を耕作農家に回覧しましたので生産者も具体的な安心安全を得たことになります。

この時期に「ふるさとマルシェ」でいわきの米を取り扱うことには躊躇する向きもあるでしょう。しかし、科学的に安全が証明された逸品であれば生産者の努力の結晶を消費者につなぐことは「ふるさとマルシェ」のコンセプトに合致することだと考えています。

以前にも掲載した「神谷米(かべやまい)」を皆様に紹介しようと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

(7箇所のモニタリング調査をした神谷米の生産地)

神谷耕作地


日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
送料全国一律500円。パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。
今なら新規会員登録で500ポイントプレゼント中!
■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!