FC2ブログ

ポーランド紀行 旅の終わりに 2019年秋

日本とポーランドは国交樹立100周年になる。と言っても、一般的な日本人にとってポーランドはそれほどお馴染みの国ではない。「ポーランド紀行」の一回目にも書いたが、私がポーランドに行くと言っても友人の多くは素っ気なく、何か見るところがあるのと、それほど興味を示さないのだ。

(中世に迷い込んだような古城の佇まい)
DSCN0424_convert_20200212155010.jpg

日本人の多くは、ポーランドにヨーロッパ中世の原風景が健在であることも、ヨーロッパ隋一の親日国であることも知ってはいない。ポーランドの都市の持つ中世的佇まいはポーランド紀行で紹介したが、なぜ親日国なのかについては触れなかった。それにはこんな歴史があるのだ。

(教会に掲げられた日の丸)
DSCN0263_convert_20200212155505.jpg

実は、ショパンの楽曲の中でも「革命」はポーランドの悲哀の歴史を物語っている。日本との関係はこのころに始まった。第一次世界大戦末期、シベリア出兵に参加した日本はシベリアに孤立した数百名の孤児を救出した史実がある。ポーランド政府がこの恩返しとして、阪神淡路大震災の被災児童をワルシャワに招き日本に救われた当時の孤児4名とも対面させ励ましたというのである。

(クラクフの裏通り 奥に教会の尖塔が見える)
DSCN0568_convert_20200212155925.jpg

(トルンの古城内の教会)
DSCN0081_convert_20200212162230.jpg

もう一つは、ナチスに追われた数千名のユダヤ人にビザを発行したリトアニア臨時領事代理の杉原千畝である。杉原の任務はポーランド軍との協力関係を築くことにあったのだ。難民への対応は想定外であったのだが、人道上拒否できないと考えた杉原は、本省の訓令に反してビザを発行したのであった。

(お土産はボレスワヴィエツで作られたセラミック陶器)
DSCN0665_convert_20200212160719.jpg

故人となった友人だが、生前3年間くらいワルシャワの大学で日本語を教えていた。彼は一時帰国した折にポーランドの魅力を語り、滞在中に来てみないかと私を誘ったのだったが、機を逸してしまった。その折に訪ねていれば、ポーランド理解が一層深まり新たな人間関係も構築できていたのではないかと思うと、残念でならない。
スポンサーサイト




日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。

■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

ポーランド紀行 クラクフ 2019年 秋

中央市場広場に到着すると、突然頭上でラッパの音が鳴り響いた。広場に集まっている人たちの視線が尖塔に向けられる。音は聖マリア教会の尖塔の飾り窓に立つラッパ吹きが鳴らしているのだ。旧市街地全体に響き渡るので道に迷った観光客は音と塔を頼りに歩いて行けば市の中心地にたどり着くことができる。

(聖マリア教会の尖塔)
DSCN0483_convert_20200129152246.jpg

ポーランドの各都市にある中央市場の中でもクラクフの市場は広々として風格がある。ルネサンス時代に活発な取引が行われていたという織物会館はお土産品売り場として賑わっている。ミルクの琥珀で作られたバイオリン型のピンブローチを購入し襟元に付けてみる。なんとなく中世の香りがする。

(中央市場 左は織物会館)
DSCN0480_convert_20200129153708.jpg

(旧市内の観光は白い馬車に乗って)
DSCN0474_convert_20200129154306.jpg

クラクフは14~16世紀にポーランド王国の首都だった都市である。第2次大戦時、ナチス・ドイツに占領されたが、爆撃は逃れ美しい街並みが残っている。古き伝統文化を残した佇まいは、戦災を免れた京都にどことなく似ている。

(ヴィスワ川の河畔に建つヴァヴェル城)
DSCN0372_convert_20200129154750.jpg

(城内の広場)
DSCN0440_convert_20200129155318.jpg

クラクフはチェコ共和国に近くポーランドの中では南に位置する都市である。ポーランドに来て一番の天気、小春日和と言ったところである。ヴィスワ川の河畔に建つヴァヴェル城は絵になる風景である。城内を散策するがここでも東洋人の姿は少ない。どこに行っても声高に話す隣国の観光客の姿も全く見ない。

(ワルシャワ行きの特急列車)
DSCN0514_convert_20200129152932.jpg

クラクフからワルシャワへは鉄道を利用した。洒落たデザインの特急列車は清潔で乗り心地も申し分ない。車窓に広がる平原はヨーロッパの原風景を見るようで美しい。一時代前、ドイツ軍やソヴィエト軍の戦車が土埃を上げ抗争を繰り広げたであろう平原とはとても思えない平和そのものであった。


日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。

■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

ポーランド紀行 アウシュビッツ強制収容所 2019 秋

ナチスドイツによるポーランド侵攻は極めて悲惨な史実である。アウシュビッツ強制収容所を訪ねると、同じ人間に対して民族が違うと言うだけで、なぜこのような凄惨なことが出来たのかと、ある種の戦慄を覚える。

(強制収容所に入るゲート)
アウシュビッツ1

(当時のままの鉄条網)
アウシュビッツ2

ユダヤ人が強制収容所に連行されると、先ず強制労働に耐えられない弱者をガス室で処分した。健常者も強制労働で衰弱するのを待ってガス室に送り込んだのである。根本的なねらいはユダヤ民族を根こそぎ抹殺することにあったのだ。

(没収した靴の山)
アウシュビッツ3

(列車で到着したユダヤ人 展示写真)
アウシュビッツ4

施設の中には、殺害する前にはく奪した衣類や日常用具が山と積まれている部屋がある。その中には、小さな子供の靴や衣類も混じっているのだ。孫が履いている靴と同じくらいだと思った瞬間、涙がこみ上げてきた。晩秋の午後、収容所の見学コースを重い足取りで歩いた。

(レンガ造りの収容所)
アウシュビッツ5

映画「戦場のピアニスト」は第二次世界大戦のワルシャワを舞台にしている。音楽を愛するドイツ人将校は、捕虜となったユダヤ人ピアニストの素晴らしい演奏に傾倒し密かに食料を差し入れる、と言うような内容だ。戦場にあっても芸術や人間性をテーマにしているが、この強制収容所を見る限りにおいてはそのような高尚なものは微塵も感じ取れない。

(ビルケナウ強制収容所)
アウシュビッツ6

ユネスコの世界遺産委員会は、二度と同じ間違いが起こらないようにとの願いを込めてアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所を世界遺産リストに登録したそうだ。施設の案内人が「このような悲惨な史実を忘れさせないためにも見学した方々に感謝したい」と述べていたのが心に残った。


日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。

■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

厳選フランスワインとフレンチの夕べ

ワインサークル「キャンティ」のワイン会が、12月20日フランスレストランルミエールで行われた。今回のワイン会は台風19号の影響などでの延期があり暫くぶりでの開催となった。

(乾杯前のフランスワインの勉強会 講師は大河原ソムリエ)
ワイン1

今回のワイン国巡りは原点に返りフランスである。「厳選フランスワインとフレンチの夕べ」と名を売ったちょっと豪華なワインと、ルミエールシェフの自慢のフランス料理とのマリアージュとなった。

(見事な前菜)
ワイン3

(ワインとのマリアージュは完璧)
ワイン2

(メインディッシュ)
ワイン6

白と赤共に選りすぐりが揃った。乾杯はシャンパン、シャガールブリュット・モザイク白である。洋梨を思わせるフルーティーなブーケが特色。キリット締まった飲み口が食欲をそそる。ワイン会のスタートに相応しい。

(ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレーニュイ・サン・ジュ 1級 クロ・ド・トレ ピノノワール100%)
ワイン5

トライした6種類の中で最も気に入ったのはブルゴーニュの赤、ちょっと覚えにくい名称のニュイ・サン・ジュルジュだ。由緒正しい1級格付けの畑で産したピノノワールはバランスの良いストラクチャーで確かに美味い。メルローとカベルネに傾倒していたことに反省である。

(今回トライしたフランスワイン)
ワイン4

会場となったルミエールは「キャンティ」ワイン会で度々お世話になっている。ベルギー大使館で調理をしていた経歴を持つシェフの蛯名さんの腕は確かである。ワインに合わせた料理が運ばれる。ワインの知識も豊富である。フランスワインにフランス料理、今年の締めくくりのワイン会となった。

日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。

■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!

ブルー・ライト・ヨコハマ

「ブルー・ライト・ヨコハマ」と言えばいしだあゆみ、「横浜たそがれ」と言えば五木ひろし、どちらも青春の頃の歌謡曲で懐かしいメロディーが心に残る。当時、学生で世田谷に住んでいたが横浜で遊んだという記憶はあまりない。

(高層ホテルからの眺望)
横浜4

先日、思い立って横浜まで足を延ばした。東急東横線に乗ってビックリ、始発の渋谷駅は地下深くに潜ってしまった。そればかりではない、東横線はみなとみらい線とやらに相互乗り入れになっているではないか。昭和40年代の記憶では着いてゆけない。

(イルミネーションを施された日本丸)
横浜1

みなとみらい駅から直接ロビーにつながるホテルの67階に宿泊した。西に富士を望み南には横浜港が一望できる。周囲は高層ビルの建設ラッシュである。これらのビル群は、いつ起こっても不思議ではないと言われる首都直下型地震に耐えられるのだろうかと、不安が過ぎる。

(カワハギの活き造り)
横浜3

桜木町駅の付近で、浜ならではの活魚を食べさせる店を見つけのれんを潜る。本日のお勧めは「カワハギの活き造り」だと言う。注文すると実物を見せたうえ調理し、まだピクピクと背びれの動く活魚が運ばれてきた。これを肴に一杯復一杯と酒が進む。

(ホテル内のクリスマスイルミネーション)
横浜2

ほろ酔い気分で日本丸メモリアルパークを通ると、周囲のイルミネーションが満開となっている。ちょっと派手すぎる「ブルー・ライト・ヨコハマ」である。係留されている日本丸にもイルミネーションが施され、しばらくぶりに見る横浜は不夜城と化していた。


日本ブログ村へ登録しました。イイね!と思った方はこちらもにほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ いわき情報へ
にほんブログ村
はてなブックマーク このエントリーをはてなブックマークに追加
ふるさとマルシェ ショッピングサイト↓↓
ふるさとマルシェ
ふるさとマルシェは福島県を中心とした各地域の旬の“逸品”を厳選し、産地直送にてお届けするインターネットショッピングサイトです。
パソコンなくても電話一本でご注文可能。豊富なお支払い方法をご用意し、大口や法人対応も可能です。
わからないことがあったらまずはお電話を!女性スタッフが親切・丁寧に対応させて頂きます。

■Facebookページへの【いいね!】お待ちしております!
■ふるさとマルシェtwitterをフォローすると最新情報がチェックできますよ!